ありたい自分の実現を応援するメンタルトレーニング

口ベタ、話しベタでも大丈夫! 相手から話してもらう会話のきっかけを与える「オープナー質問」

 

こんにちは、メンタルトレーナー&心理カンセラーの吉田です。

 

今回は「相手に話をうながすスキル」です。

私たちは「自分のことを話したい」「聞いて欲しい」という

欲求を持っています。

 

「自分は口下手で、、、」こうしたお悩みを抱えているなら、

話し方を学ぶよりも、話してもらう方法を学んだ方が

きっと短期間でコミュニケーションが上達すると思いますよ。

 

相手に話をうながすには「質問すること」が効果的と言われます。

 

確かに効果的なのですが、

ともすれば相手から「話を誘導されている」と思われる場合もあります。

 

ですから、質問を適切に使うことが、相手から話を引き出すポイントになります。

では、具体的にどのように質問を使えばいいのでしょうか?

 

それは、

「オープナー質問」を活用するということです。

 

会話を引き出すオープナー質問とは?

 

オープナー質問とは、相手に寄り添い話を引き出すスキルです。

 

「最近、少し様子が変だけど何か悩み事でも?」

という感じです。

 

 

「私はあなたを気にかけてます。そして真剣に話を聴く準備ができています」ということを、

それとなく暗示しているのです。

では詳しく見ていきましょう。

 

 

1、相手の状態に触れる

「何か落ち込んでいるみたいだね」「何か嫌な事あったの?」

「最近、無理してるんじゃない?」「ちょといつもと違う感じに見えるけど?」

という感じです。

 

相手に会話を無理強いすることなく、

さりげなく気にかけていることを伝えるのです。

 

2、相手に寄り添い強制しない

「もしよかったら相談に乗るからね」「いつでもいいから言ってきて」

という感じです。

あくまでも話すかどうかの選択権は

「相手」に譲りましょう。

 

3、沈黙

オープナー質問をしたら、

少し「沈黙」の時間を取るのが効果的です。

 

人は沈黙に耐えるのに、結構なパワーを使います。

なので沈黙に絶えられなくなり、何らかのアクションを起こしやすくなります。

 

4、相手と視点の高さを合わせる

視点の高さを合わせると「共感的な姿勢」が伝わりやすいです。

上から目線ではなく、かと言って下から目線ではなく、

水平な視点で会話ができるように姿勢や位置を工夫しましょう。

 

では次に、このオープナー質問によって相手が話を始めたら、

さらに相手に勇気づけをして心の内を出してもらうためのベーシックなポイントをおさえましょう。

 

1つ目は相槌です。

これは、相手に話を促す効果があります。

「へ~」「そうなんだ〜」「なるほど〜」「それで?」

「確かにね〜」「それから?」

という感じです。

 

2つ目は「質問をし過ぎない」です。

最初に触れましたが、質問は相手から話を効果的に引き出す有効なツールですが、

相手が「話を誘導されている」と感じる場合もあります。

1つ目の「あいづち」で触れた「それで?」「それから?」というのは、

あいづちでもありますが、実は質問の効果を持っています。

相手が自ら話し出すまでは、相槌やうなずきで話を自然に促しましょう。

 

3つ目は「沈黙」です。

人は沈黙を不安に感じる傾向があります。

なので、ついつい余計な質問をしがちです。

 

沈黙は「話す事が無いから黙っている」のではなくて「内部対話」をしているのです。

 

独りでいる時には、この内部対話のレベルが浅かったりするのですが、

誰かと話す事でかなり深いレベルのでの気づきや学びを得る事ができます。

 

沈黙を恐れずに、沈黙を活用できるようになると、

相手も安心して深い話をしてくれるでしょう。

 

ちょっとしたことに意識を向けるだけで、

「あなたと話せて良かった」と思われるようなコミュニケーションができると

あなた自身も周囲もハッピーになれますよね?

ぜひ、参考にしてみて下さい。

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