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出来事の解釈や意味を変化させる心理テクニック「リフレーミング」のポイントと使いかた

 

こんにちは、仙台のメンタルトレーナー吉田です。

 

突然ですが質問です。

あなたは会社で同僚の方から、こんな愚痴を言われました。

「最近、なんか残業命令ばかりで嫌になっちゃうよ。

おまけに新しいプロジェクトメンバーに入れられるし全然定時で帰れないんだ」

 

この愚痴に対して、あなたはどのようなコメントをしますか?

「まあ、そう言わずに頑張れよ」と励ましてみたり、

「実は俺も最近さ〜、、、、」と自分も愚痴を言うことがあるかもしれませんね。

 

こんな時、相手の人が元気になったり、嬉しくなったり、

気分がパッと切り替わったり、行き詰まっている状態から抜け出すアクションが起こせるような、

なにか気のきいた「言葉のギフト」が出来るようになったらいいと思いませんか?

 

今回は物事の解釈(意味)を広げる「リフレーミング」についてです。

 

出来事の意味(解釈)は一つではない

 

人は、その人の視点で物事を体験し意味づけをしています。

過去にブログで紹介した「削除(省略)、歪曲、一般化」をしたり、

「感覚」で心の中に映し出したり、

過去の体験の記憶と照らし合わせたりしながら意味付けしています。

つまり『その人独自の主観的な体験』を通して物事を理解しているのです。

 

そして人は、この主観的な体験を通して、ある「フレーム」を作り上げていくようです。

 

フレームとは意味付けしたり判断したりするための「枠組み」のことです。

これまでの体験が「一般化」されるとフレームが出来上がります。

言い換えるなら、その人の持っている「標準的な判断モデル」と言えます。

つまり、フレームに当てはめるということは、既に現実そのものではないということです。

 

ある人の顔を見た時に、あなたが「笑っている」と思ったとしても、

別な人が見たら「悲しんでいる」と思うかも知れません。

それは「笑っている顔」に対するフレームが違うからです。

 

そして、人が何か問題を抱えている時、

それはフレームの歪んでいる部分にフォーカスしてしまっている状態なのかもしれません。

 

例えば、仕事で取引先からクレームを受けてしまったとき、

「クレームは一方的に怒られるもの。とにかくお詫びして怒りが収まるのを待つもの」

というフレームを持っている場合、

自分に非がなかったとしても「とにかくお詫びしてことが収まるのを待つ」という行動をとります。

 

一方、クレームはチャンスというフレームを持っていたとしたらどうでしょう?

このクレームの機会を捉えて、

さらに信頼関係を深めるためにはどうすればいいのかを考え、

ぐいぐい積極的に改善案を打ち出したちするのではないでしょうか。

 

こんな風に、私たちは一つの出来事に対して

「習慣化された解釈の枠組み(フレーム)」を持っています。

もしその枠組みがネガティブな枠組みの場合、

その枠組み(フレーム)をポジティブなものに組み替える(リフレーム)ことができると、

そのコミュニケーションは相手にとってギフトになるのです。

 

思考の枠組みを組み替えるリフレーミングとは?

 

このように、歪んだり、偏ってしまったフレームを、

言葉の力で視点を変えたり、広げたり、

体験の質を変えたりするスキルがリフレーミングです。

 

リフレーミングをすることで感情や行動が変わります。

また、リフレーミングは相手を否定することなく、

相手の視点を変えたり広げたりできるので、

相手との関係性も維持したままできるパワフルなスキルです。

 

リフレーミングには「状況のリフレーミング」と「内容のリフレーミング」があります。

 

【状況のリフレーミング】

 

全ての思考、行動には、その思考や行動を活かせる状況があります。

今の状況では役立たなかったとしても、別な状況になればとても役立つかも知れないのです。

このように、役立つ状況を見つけることを状況のリフレーミングといいます。

「この思考、行動は、どんな時に(どんな場面で)役立つのだろうか?」

ということを考えるのです。

具体的な例を書いてみましょう。

 

現状のフレーム「何をやっても飽きっぽいんです、、、」


リフレーム⇒「変化が激しい今にピッタリですね」「どんどん新しいことにチャレンジできていいですね」

現状のフレーム「とても自分勝手なんです、、、」


リフレーム⇒「リーダーシップを発揮してるんですね」「先頭に立って引っ張っているんですね」

現状のフレーム「全く経験がなくてどうしていいかわからないんです、、、」


リフレーム⇒「これまでの慣習を壊すような、斬新な発想を出すチャンスですね」

という具合です。

出来事や現象は変わっていなくても、このようにフレームを変えることで、

受け止め方が変わったり可能性がグッと広がると思いませんか?

 

最初に登場した同僚の例で言うなら、

「最近、なんか残業命令ばかりで嫌になっちゃうよ。

おまけに新しいプロジェクトメンバーに入れられるし全然定時で帰れないんだ」

 

リフレーム⇒「へ〜、さすが! 周りから凄く期待されているんだね」

リフレーム⇒「へ〜、うらやましいな。新しいプロジェクトを経験できるなんて!」

 

という具合です。

 

【内容のリフレーミング】

 

全ての物事には「裏と表」があります。

内容のリフレーミングでは、その出来事に他にどんな意味があるのかを考え伝えることです。

例えば、、、

「すぐ怒ってしまうんです、、、」⇒「情熱的な人なんですね」

「石橋を叩き過ぎて渡れないのです、、、」⇒「分析力が優れているのですね」

「太り過ぎているんです、、、」⇒「生命力に溢れているんですね」

という具合です。

このようにリフレーミングは、固まった思考の枠組みを壊したり、

視点を広げたりすることで良い影響を与えることができます。

 

リフレーミングの注意点

 

このようにパワフルなリフレーミングですが、

何でもかんでも使えばいいということではありません。

 

例えば、学校でイジメを受けている子供から

「学校で同級生に殴られたんだ」と相談されたときに、

「なるほど、あなたはボクサーに向いているかもしれないわね」

と言ったとしたらどうなるでしょう?

 

また、リフレーミングは「ごまかし」や「嫌な部分を見ないようにするテクニック」ではありません。

偏ったり歪曲した主観的なフレームの外側に目を向ける方法です。

いま見えている以外の現実も存在しているということに気づくためのスキルなのです。

 

リフレーミングのエクササイズ

 

リフレーミングは他者だけではなくて自分にも使う事ができます。

ここで、リフレーミングのエクササイズをしてみましょう。

 

あなたが自身が思っている「自分の短所」を1つ紙に書いて下さい。

そして、その短所が役立つ「状況、場面」を考えてみましょう。

また、その短所の「別な意味」も考えて紙に書いてみましょう。

きっと、新たな気づきが得られると思います。

 

物事には「裏と表」があります。

「斜め」もありますよね。

視点を広げることは、あなたの柔軟性、可能性を高めることにつながります。

それは、あなたのリソースとして行き詰まった問題の状況から抜け出す事にとても役立つはずです。

 

下に追加のエクササイズを用意したので、ぜひ、

「状況のリフレーミング」や「内容のリフレーミング」にトライしてみて下さい。

 

【リフレーミングエクササイズ】
下の言葉をリフレーミングしてみましょう。

  1. ・三日坊主なんです
  2. ・空気が読めないと言われます
  3. ・集中力がないんです
  4. ・話すのが苦手なんです
  5. ・叱られてばかりいるんです

 

【リフレーミングエクササイズの回答例/内容のリフレーミング】

  1. ・好奇心旺盛なんですね。情熱的なんですね。
  2. ・統率力があるんですね。大きな夢を持っているんですね。
  3. ・想像力豊かなんですね。視野が広いんですね。
  4. ・誠実な人なんですね。相手のことを考えているんですね。
  5. ・期待されているんですね。我慢強いんですね。

    など

 

kensyuu

 

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