ありたい自分の実現を応援するメンタルトレーニング

コーチ・カウンセラー・セラピストなど、”ひとりビジネス”で独立起業する際に欠かせないUSPとは

 

 

こんにちは、メンタルトレーナーの吉田です。

 

今回のテーマは、ひとりビジネスで起業しようとする方の悩みのひとつ、

『USP』についてです。

 

あなたも色々なブログやサイト、あるいはセミナーなどで、

「しっかりUSPを考えましょう」とか「USPを作り込みましょう」ということを

見たり聞いたりした事があると思います。

そもそも、なぜUSPがひとりビジネスには必要なのでしょうか?

 

 

ひとりビジネスで大切なUSPとは

 

USP(ユー・エス・ピー)とは、

「ユニーク・セリング・プロポジション(Unique Selling Proposition)」

のことで、直訳すると「独自のウリ(強み)の提案」となるでしょうか。

 

他にも「自社の強みと他社の弱み、顧客のニーズがクロスする部分のこと」とか、

色々と言われています。

 

 

もう少しポイントを分解すると、

 

s-2014052221271043832-1明確な顧客メリット(あなたが顧客に約束できること)
 

s-2014052221271043832-1他社との差別ポイント(他社ではなくてあなたから買う理由)
 

s-2014052221271043832-1注意を惹き付ける魅力的なメッセージ性(買わなければならない理由)

 

これらの条件を満たすモノをUSPと呼びます。

 

 

ザックリ過ぎるくらいザックリ言うと、

▶売り手目線で言うなら、

「そうそう!まさにこれを求めていたんだ!」と思ってもらうためコア・メッセージ

 

 

▶買い手(顧客)目線で言うなら、

あなたの商品(サービス)を買わなければならない理由が明確に打ち出されたコア・メッセージ


 

こんなふうに整理できるかなと思ってます。



ググってみるとUSPについて書いているブログが沢山あるのでそれも見て下さいね。
沢山見ることで、よりイメージが分かりやすくなると思います。

※ちなみに「USP/ロッサー・リーブス著」は必読書です。

 

 

ちなみに、私たちが普段何気に使っている「名刺の肩書き」。

これも一種のUSPと言えます。

 

「◯◯コンサルタント」「◯◯コーチ」「◯◯トレーナー」
「◯◯アドバイザー」「◯◯課長」「◯◯主任」「◯◯マネージャー」

 

この◯◯部分がUSPのコアとなる部分ですね。

 

「◯◯については任せて下さい!」と端的に表現しているわけです。

 

名刺交換時には、このコアを補足するメッセージを語ることで、

セールス成立ということも実際あるんですよね。


 

「あなた以外から手に入れる事が出来ない」

「ぜひあなたから買わせて欲しい」

 

一瞬でそう思って頂くための強烈なメッセージがUSPです。

 


ですから、大企業のように広告の大量投下戦術が難しい

ひとりビジネスで結果を出すためには、

このUSPをしっかりとお客さまに届くようなメッセージにしなければならないわけです。

 

 

あなたが、圧倒的なUSPを発掘することができたら、

それを一貫して伝え続けることでビジネスが加速的に成長します。


 

ということで、さっそくUSPを作ってみましょう。

 

 

あなたの付き合いたい顧客は誰ですか?

 

 

まず初めに、あなたのUSPをより突き刺さるメッセージにするために、

あなたの「付き合いたい顧客(ペルソナ)」を明確にします。

 

例えば、


▷35歳独身一人暮らしの女性。
▷年収400万。
▷ワンルームマンション暮らし。
▷東京都北区赤羽在住。etc…

 

こんなイメージで、もっともっととにかく細かく、

そしてリアルに人物像を設定していきます。


 

そうしたら、次に、

その人の「悩み」や「不安」、「願望」を想像します。

 


そして、なぜ、その悩みや不安、願望が解決できていないのか?

これを考えます。

 

 

ここからがミソです。

世の中には、悩みや不安、願望を解消する手段が沢山あります。

なのに、なぜ、その解決手段をとらないのか?


これをひたすら詰めていきます。

 

例えば、あなたの起業したいビジネスがダイエット関連ビジネスだったとします。

通常、ダイエットしようと思ったら、ジムに通うとか、

ダイエットサプリを買うとか、腹筋マシーンを買うとか、エステにいくとか、、、、

とにかくダイエットの手段は世の中に沢山あります。

 

減食したり、油物を控えたり、ジョギングするという方法もありますね。

 

でも、なぜか今はそれをやっていない。あるいは、過去にやったけどうまくいかなかった。

その理由をとことん詰めて考えるわけです。


 

なぜ、とことん詰めていく必要があるかということですが、

あなたが提供する商品やサービスに対して、

あなたの見込み客が「買わない理由」を潰していくということです。

 


そうやって、求められない理由を詰めていきながら、

どうしてもこれ以上は詰められないというところまできたら、

それが「売れるUSP」になる可能性が高いです。

 



例えば、

▶なぜジムやエステに通わないのか?⇒時間がないから

▶時間があったら通うのか?⇒サービス、質、金額次第

▶どんなサービス、質を求めるのか⇒自分は寝ているだけで勝手に痩せるシステム

▶寝ているだけで勝手に痩せるならお金を払いたくなるのか?⇒イエス


こんな具合です。


こうやって、色々な角度から何度も掘り下げながら、

あなたのダイエットビジネスのUSPを発掘していくわけですね。

 

あなた唯一の強力なUSPを作るには、

「求められる理由」を考えるよりも、

まずは「求められない理由」をどこまでも追求し詰めていくこと。

 

 

そして、

「これを買わない他の理由がもしあるなら是非とも教えて下さい!」

と自信を持って言い切れるまで絞り込んでいくのが

はじめてUSPを作る際にはいいやり方だと考えてます。

 

 

ひとりビジネスで起業する際に必要なUSPとは

 

 

ですが、ここまで読んでいただいたあなたは、

「そもそも起業前にUSPなんて作るのは無理なのでは?」

と考えたかも知れません。

 

事実、僕自身も起業してから、

何度かUSPを練り直ししています。

 


やはり実際にお客さまからお金を頂戴し、

「生の声」を土台にしながらじゃないと、

本当の意味でのひとりビジネス用のUSPは作ることは出来ないと思っています。

 

ですが、それではあなたの素晴らしい商品やサービスを、

いつまで経ってもお客さまに知ってもらうことが難しいのです。

あなたの数多いるライバルに埋もれてしまいます。

 

ですからまずは、

 

s-2014052221271043832-1あなたが提供出来る最高の価値(商品・サービス)を、誰に届けたいのか?

 

s-2014052221271043832-1あなたの提供する価値で約束出来るものは何か?

 

s-2014052221271043832-1どんな言葉でそれらを伝えればいいのか?

 

この3点に絞ってメッセージを考え、

実際にビジネスを動かしながら少しずつ練り上げて行くのがいいと思います。

 

 

ちなみに、僕自身が起業して約半年掛かりで作った、

企業研修用のUSPのテストモデルは、例えば、こんな具合です、、、。

ビジネスに特化した心理アプローチで『人と組織』のポテンシャルを引き出しビジネスを元気にする研修コンテンツを提供しています

 

これは、今思うとかなり残念な感じですcrying

そもそも「誰に?」が抜けてますし、

「ビジネスを元気にする?」って抽象的で全然よくわかりませんよね?

 

色々と変遷があって当たり前です。

 

ですから、起業する前から「USPが見つからない、、、」と悩まないで下さいね。

 

まずは、今、あなたが提供出来る最高のものを、

最高の状態で提供することに集中していくことが一番大切なことだと思います。


そうする内に、自然とUSPが見つかるはずです。

 

絞り込んだポジショニングで優位性を標榜したとしても、

実力が伴っていなければ、結局お客さまはリピートしてくれませんからね。

 

※こちらの音声セミナーも参考にしてください

コーチ・カウンセラー・セラピストなど、”ひとりビジネス”のUSPの作り方

 
 

 

USPはとても大切なものです。


ですが、慌てて薄っぺらいUSPを作ることは、

逆にあなたのビジネスの価値を下げてしまうことになり兼ねません。

 

あなたが、ひとりビジネスで起業しようとお考えなら、

まずは自分が提供出来る『価値』を、

起業する前から徹底してブラッシュアップしていくことです。

 

それが結果として尖ったUSPを作るための最短距離と言えるでしょう。

 

USPを考える上で、欠かせないのが「あなた自身のコア(強み、才能、セルフイメージなど)」です。

こちらの無料メールセミナーであなたのコアを発掘してください。

 

kigyoumail

 

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