ありたい自分の実現を応援するメンタルトレーニング

ネガティブなセルフイメージを書き換えたいと思った時に読む記事

 

こんにちは^_^

仙台のメンタルトレーナー吉田こうじです。

突然ですが、

「どうせ私なんか…」
「私には◯◯なんて絶対に無理…」
「私は◯◯しなければならない…」
「いまさら◯◯したって…」

こんなふうに根拠なく自然に「自分を制限してしまう思考癖」のせいで、生きづらさを感じるときってありませんか?

 

例えば…

「どうせ、私は嫌われている…」
「私には大勢の前で話すなんて絶対に無理…」
「私は家族を養わなければならない…」
「いまさら自分を変えようとしたって…」

こんな具合です。

こうした、無意識に自分を制限してしまうセフルイメージを持っていると、本当はやりたいことがあるのに、それが視界に入ってこなかったり、やりたいことに気づいていても挑戦することに躊躇したり…

ちなみに、セルフイメージとは「自分とは◯◯な人間だ」という自分に対する思い込みのことです。

さて、私たちは大なり小なり、なんらかのネガティブなセルフイメージで世界を、そして、自分自身を見ていたりするようです。そうした色眼鏡をかけて世界や自分自身を見ているから、職場や家庭の中で生きづらさを感じてしまうようです。

以前、こちらの記事でも書きましたが、例えば自分に自信が持てないというのも、そうした「色眼鏡」で見ちゃっているからかもしれません。

そして、そうした「ネガティブな色眼鏡」をかけている自分に気が付かないから、なりたい自分にフォーカスを向けられずに、

▶︎なんだか焦りや不安を抱えてしまう
▶︎何をやっても集中できない
▶︎人との関係性でイライラしたり閉じこもったり
▶︎いまの居場所に違和感を感じる
▶︎いまの居場所に疎外感を感じる

こんなことを感じているかもしれません。

目が覚めたときに「もう全て投げ出したい!」毎日ヘトヘトになりながら、いつの日からか、こうしたことを考えているかもしれません。

そもそも、こうした自分自身を生きづらくしてしまうネガティブなセルフイメージとは、一体、いつどこでできたのでしょうか? 私たちはいつ、そのセフルイメージを身につけてしまったのでしょうか?

そして、どうすれば、そうしたネガティブなセルフイメージを変えられるのでしょうか?

 

セルフイメージは、いつ生まれるのか?

 

前述した通り、セルフイメージとは、自分自身に対する思い込みです。ビリーフの一種と言ってもいいでしょう。
※ビリーフについては
「メンタルブロックの正体」とか「自分らしさを手に入れる3つの方法」もあわせてご覧ください。

社会学者モリス・マッセイ​の調査によると、セルフイメージにとても大きな影響を与える「価値観」や「ビリーフ(信念、観念、思い込み)は、次の3つの期間を通して形成されるとされています。

1)0歳~7歳 刷り込み期

2)8歳~13歳 モデリング期 

3)14歳~21歳 社会化期 

では、ひとつづつ見ていきましょう。

 

刷り込み期

 

その人の基盤となる考え方を形成するのがこの時期。にも関わらず、大人になってから思い出すことが簡単ではないので、なぜ自分がそれを信じているのか? なぜ、それを大切だと思うのか? こうしたことを意識できなかったりします。

特に「それを信じることが、自分にとって本当に役に立つのか?」をジャッジするフィルター(クリティカル・ファカルティー)が未発達な0歳〜3、4歳の頃までは、無自覚なまま、その後の人生に重要な影響を及ぼす価値観やビリーフを形成する情報をどんどん溜め込んでいきます。

 

「三つ子の魂百まで」とは、よく言ったものです。

 

「サンタさんは居るよ」と言われればサンタさんを信じて、「お化けが出るぞ!」と言われればお化けを信じちゃう状態ですね。これは、言語はもちろんですが、非言語(表情、態度、環境など)からの影響もとても大きいようで、特に自己認識(アイデンティティ)が確立していない幼少の頃は、自分と「世界」の区分けがうまくできていないため、自分の身の回りに起きる、良いことも悪いことも「全て自分のせい」と、あっけなく思い込んでしまうことがあるようです。

 

モデリング期

 

この時期には、意識的にも無意識的にも、自分にとって身近な人や、ヒーローを真似(モデリング)ていきます。

「これはカッコイイ、これはカッコウ悪い」「こんなふうになりたい、こんなふうにはなりたくない」なども、この時期に形成されるってことですね。そう考えると、その後の人生に大きな影響を与える価値観やビリーフが形成されてしまうのが、この頃ということです。

こんな幼い頃に、人生で重要な価値観やビリーフが形成されているということは、大人になってからは、意識することなく反射的に反応してしまう「無意識の思考の癖」として完全に定着してしまっていることは容易に想像できますね。

 

社会化期

 

社会的な人と人との関係性や、自分にとってのメリット&デメリットなどを判断する価値基準を形成します。他者との距離感、空気を読むことに苦労しながら、自分なりの価値観やビリーフを形成するようです。

 

とは言え、ちょっと角度を変えてみると「カルト教団への入信」。これって、分別のついた大人でもありますよね? 信仰する対象を持つも持たないも、価値観やビリーフが大きく影響してます。そう考えると、価値観やビリーフは「大人になっても形成され続ける」と言えるでしょう。裏返せば「書き換えもできる」ということですね。

 


ではその価値観やビリーフがどうやって私たちに浸透していくかというと…

感情へのインパクト × その回数

です。ということは、やはり「環境」からの影響は、かなり大きいですよね?

幼少期から批判され、否定され続ける環境にいたなら、自分を否定したり批判するようなセルフイメージを形成するでしょうし、逆に、愛され、勇気付けられ、自信を持てる環境にいたなら、あるがままの自分や未来の可能性を肯定できるセルフイメージを形成するでしょう。

ただし、そうした環境を、どのように考えて意味付け(解釈、認知)をするかによって価値観やビリーフは大きく変わるワケです。ですから「劣悪な環境=ネガティブなセルフイメージ」と結論つけるのは、かなり乱暴と言えますね。

 

セルフイメージは自分を守るためのルールだった?

 

「感情へのインパクト × その回数」で、セルフイメージが浸透していくワケですが、それは無理やり外側から押し付けられるのではなく、あくまでも自分自身で行っています。ですから解釈や意味付けの書き換えも可能ということですね。

そもそも、セルフイメージの多くは「幼少期に自分が傷つかないために作った無意識のルール」です。

 

どういうことかと言うと、「どうせ、私は嫌われている…」というセルフイメージを持っているとき、

もしかしたら、

甘えたいころに親が忙しくて甘えることができなかった…
話を聞いてくれなかった…
頑張っても認めてくれなかった…

大好きなお母さんやお父さんだからこそ、こうした、ちょっとした出来事でも、とても悲しい感情が生まれます。それでも愛されたくて、愛されたくて、一生懸命頑張るのですが、また悲しい出来事を体験してしまう…。
苦しくて悲しくて…壊れそうになる自分を守るには「最初から嫌われてる」って思った方が楽だと思えて…。

こんなふうにしてセルフイメージを形成していくのかもしれません。

 

今もそのセルフイメージでいいの?

 

確かに遥か昔は、そうしたセルフイメージを持つことは、あなたを過度に傷つくことから守ってくれるためのルールだったかもしれません。あなたに安全な領域を提供するためのルールだったかもしれません。

しかし、そのルールがあるせいで、今を生きづらく感じている人って少なくありません。ですから、あえてこんなことを自分自身に投げかけてみる必要があるのではないかなと思うのです。

 

それって、今も本当の本当に必要なルールですか? 

今でも”その当時の何か”から、自分自身を守る必要はありますか?

もしかしたら、今を生きづらくしているのは、そのルールがあるからではありませんか?

そのルールを手放せたら、もっと自分らしく生きれるのではないですか?

 

例えば、

あなたが「私の意見には価値がない」と思って、自分の意見を表明しないことで、誰かの意見に振り回されてしまい、余計に生きづらさを感じいませんか?

あなたが「どうせ私は嫌われている」と思って、誰かに頼ったり協力を仰げないせいで、一人で余計な苦労を背負っていませんか?

「そんなこと言っても…。今さらセルフイメージなんか手放せないし…」

 

そこで、最後にセルフイメージを書き換える7つのステップをご紹介します。

 

ネガティブなセルフイメージを書き換える7つのステップ

 

1.ネガティブなセルフイメージを特定する
(例)「どうせ私は嫌われている」

2.そのネガティブなセルフイメージを持つに至った一番最初の出来事を思い出す
(例)両親が全然話を聞いてくれなかった。遊んでくれなかった

3.その出来事を、いま、リアルに思い返し「本当はどうしたかったのか?」「本当はどうして欲しかったのか?」を言葉に出してみる
(例)本当はもっと話を聞いてほしかった。本当はもっと一緒に遊んでほしかった

4.一旦、頭と心をリセットする

5.その出来事の場面をもう一度思い返し、今度は両親(父か母の片方ずつ)の気持ちに入り込んで、その時、本当はどう思っていたのか? 本当はどうしたかったのかをリアルに言葉にしてみる
(例)本当はもっと話をしたいし遊びたい。でも、会社の経営が大変で、お取引先にも迷惑をかけてしまっている。本当にゴメンなさい

6.一旦、頭と心をリセットする

7.ここまでの状況を客観的に俯瞰し、改めてセルフイメージを見直す
(例)私は愛されている。私は両親を愛している

 

この一連の流れは、友人など本心を語れる人にガイドしてもらってやると、スムーズにいけると思います。

それと、一回で、しっくりこなければ3番から7番までのプロセスを繰り返してみてください。

それでも、なかなかうまくいかないな〜という方は、こちらからお申込みください。

 

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