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子供の自己肯定感を下げメンタルを弱める、やってはいけない子育て習慣(前半5つ)

 

こんにちは

仙台のメンタルトレーナー吉田です。

 

親であれば、誰もが『将来自立して成熟した大人になって欲しい』という

願いを持っていると思います。

 

書店にいけば沢山の「子育て論」の本が並び、

ネットで検索すれば無数に子育てに関する情報が入手できるので、

一昔前とは違いはじめて子育てをする親でも安心できる環境が整っています。

 

 

ですが、

職場の人間関係や親子関係、夫婦や友人関係などの人間関係、

メンタルが弱く自信が持てない、過度の不安や緊張など、

自分自身との関係性について心の悩みを抱えた方の多くは、

未成熟な親子関係の中で育っていることがとても多いことに気づかされています。

 

 

そこで今回は、これまでメンタル不調の方とのセッションの中で、

「子供時代にこういう関わりを親御さんがしてさえいなければ、

 こんなにも心に闇を抱えることはなかったはず…」

というものの中から厳選して10個をお話したいと思います。


 

これから子育てを始める方、

すでに子育ては終わったけれど、いま親子関係がうまくいっていないという方に

少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

メンタルを弱める子育て1:何かと自分のご機嫌取りをさせる

 

人間関係がうまくいかないという悩みを抱えている人の多くは

「他者の顔色を過度に伺ってしまう」という特徴を持っています。

 


他者のちょっとした仕草、表情、言葉に過剰に反応しては、

「本当は怒っているのではないか?」

「本当は私のことを嫌っているのではないか?」

「本当は私のことを見下しているのではないか?」

などとビクビクしたり緊張しています。

 

 

また、自分の意志よりも他人の顔色を伺ってばかりいるので、

自分の人生を生きているという実感を持てません。

こういう方は、中年期になるといわゆる

ミッドライフクライシス」になりやすい傾向があります。

 

 

こうした方は、気性の激しい気分屋の親や、逆に無反応な親、

あるいは日常的に激しい夫婦喧嘩が起きている環境の中で育てられ、

幼い頃から親の顔色を一生懸命伺うことでしか

親からの愛情を感じることができない、

あるいは顔色を伺うことで自分に降りかかる

危険から身を守ろうとしてきた苦しいサバイバル経緯があります。

 

 

こうした習慣が身体に染み付いているので、

大人になって当時とは環境が全く変わってしまったにも関わらず、

無意識に他者の顔色をいつも伺ってくたびれてしまう…。

 

 

こうした親はたとえば、

「お母さんのこと好きよね?」

「どうしていちいち言わないとお母さんの気持ちがわからないの?」

と幼い子供に大人の親の気持ちをわかるように強要します。

そして自分が望んでいる反応が子供からないと

途端に機嫌が悪くなる…。

 

 

自分の感情のおもむくままに激しく怒ったと思ったら

急に「さっきはごめんね」と謝ったり、はたまた急に笑ったりと

一貫性のない言動や行動をします。

 

 

親がそんな状況ですから、

精神的にも体力的にも大人にかなわない子供としては

ひたすら顔色を伺い対応する術を身につけるしかないわけで…。

 

 

メンタルを弱める子育て2:自分の劣等感を連鎖させる

 

自分に自信が持てなかったり、会社や人間関係で苦労している方の多くは、

なにがしかの強い劣等感を持っています。

 

劣等感を持っているせいで、

比べなくてもいい誰かと自分を比較しては苦しくなっている。

 

 

身近な人の幸せを素直に喜べなかったり、

友達関係や夫婦関係、親子関係を勝ち負けで測ってしまうので、

人と深い関係性をうまく築けない…。

 

 

こうした悩みを抱えている方の多くは、

実は親自身も同じ劣等感を持っていて悩んでいます

 

つまり、子供の劣等感が親から連鎖されているのです。

 

 

親がなんらかの劣等感を抑圧していると

その抑圧した劣等感は子供に投影されます。

親は子供に投影された親自身の劣等感を見るのが苦しいので、

子供に対しても劣等感を抑圧するように「禁止令」を出します。

 

 

たとえば、親が「自分の思いや感情を伝えるのが苦手」という劣等感を隠して

表向きは社会となんとか折り合いをつけながら生活していると、

自分の子供が近所の人に対してニコニコ笑って話していても

「こう見えて本当はすごい人見知りで…」

と、素直に楽しくコミュニケーションしているだけの子供に対して

あたかも「裏表の顔」があるかのような心ないことを言ってみたり、

「人見知り」を擦り込むようなことを言ってしまう…。

 

 

さらには「いくら近所の人でもなにするかわからないし危ないんだからね!」

と、「他人は怖い」といった恐れの感情を擦り込み、

対人コミュニケーションの可能性に制限をかけてしまう…。

 

 

また、自分の子供が公園で他の子供とブランコの取り合いになって

小競り合いをしているのを見ると、

まるで自分が攻撃されているかのように感じて激しく心がざわつきます。

 

 

「仲良く順番に遊ぼうか^_^」と社会のルールを優しく

教えてあげればいいだけのことなのに、

早くその心のザワつきから解放されたいがために、

「あなたの方が我慢しなさい!」とか

「もう公園で遊んではいけません!」などと

子供の気持ちに寄り添うことなく、

一方的に気持ちを抑圧することを強要する…。

 

 

あるいは、子供が何かを始めたいと言ってきた際に、

「あなたの為に言うけど、あなたにはまだ早い」

「あなたの為に言うけど、あなたには無理」などと、

あたかも子供を案ずるいい親の仮面を被りつつも、

その実なにをしているのかというと、

子供の自尊感情を傷つけ劣等感を刷り込んでいく…。

 

 

悩ましいのは、

親が、こうした行為は自身の抑圧された劣等感から生み出されたものではなくて、

「子供を守る上では正しいこと」なのだと信じ切っていること…。

 

 

そして子供自身も、こうした理不尽な親の言動に対して

心の深い部分では違和感を感じながらも、

その違和感を抑圧して「愛情」だと思い込んでしまっていること。

 

 

親自身が抑圧しているものを子供に投影しているだけなのに、

あたかも子供自身がそういう性格かのように刷り込んだり、

愛情からくる言葉のふりをして子供の抵抗を奪いつつ自尊感情を傷つける。

こうして劣等感を連鎖させていくのです

 

 

メンタルを弱める子育て3:罪悪感を植え付ける

 

自分に自信が持てなかったり、会社や人間関係で苦労している方の多くは、

劣等感以外に強い罪悪感も持っていることがとても多いです。

 

無意識に罪悪感を持っていると、罪には罰が必要ですから、

何かと辛く苦しい環境に自分の身を置いてしまう...。

 

 

「私の努力がまだまだ足りないから…」「私がもっと我慢しないから…」などと、

徹底して自分責めをして被害者のポジションに縛りつけは

自らを苦境に追い込んでいく…。

 

 

物事がうまく行き出すと、いつも嫌なことが起きるとか、

うまく行きそうになると、なぜか途端に投げ出したくなるなどとと言うのは、

心の深い部分に強い罪悪感を持っているからなのかもしれません。

 

 

たとえば、

「どうしてお母さんをそんなに困らせるの?」

「お姉ちゃんがあなたぐらいの時はもっとちゃんとしていたのに…」

こうした子供への言葉がけは、

親が子供をコントロールしようとする際によく使う言葉ですが、

受け取り側としては劣等感&罪悪感を強く刷り込まれてしまいます。

 

 

「あなたがいなければお母さんは離婚するのに…」

「あなたの為にこんなに大変な仕事を我慢しているの」

ここまでストレートに表現された日には

物心がつかない子供でも「私のせいで大好きなお母さんを困らせている…」と

罪悪感を感じるのは当然です。

 

 

子供の目の前で夫婦喧嘩すると言うのも、

「私がいるから大好きなパパとママが喧嘩している」と

勘違いさせる原因になるし、

ましてや「子育て論」「生活費」などで喧嘩する行為は

子供の心の中に罪悪感のみならず「無価値感」までも深く刻み込みます。

 

 

先ほどの劣等感の連鎖と同じように、

そもそも親がなんらかの罪悪感を持っているから、

子供にも罪悪感を植え付けるようなことを言ってしまうわけで…。

 

 

子供に向かって「あなたのために…」と言いつつも、

実は投影した自分の劣等感や罪悪感を子供に植えつけてしまう…。

 

 

自分の発した言葉の意味に気づけない未熟さがあると、

こうした負の連鎖を脈々と受け継ぎます。

 

 

メンタルを弱める子育て4:自己受容ではなく抑圧を習慣づける

 

自分に自信が持てないということは、

自分の可能性を信じられないということ。

 

自分の可能性を信じる代わりに、

「どうせ自分にはムリ…」「どうせうまくいきっこない…」

ということを信じているのです。

 

 

自己肯定感が低いと、「自分ならやれる」「自分なら大丈夫」などとはと思えません。

先ほどの通り「どうせ自分なんか…」と自分を過度に低く評価しているからです

 

 

自己肯定とは「未来の自分の可能性」に対してOKを出すことです。

 

ですが、いまの自分、あるいは過去の自分にOKを出せていないとき、

未来の自分にOKを出すのはかなり難しいでしょう。

 

 

過去やいまの自分にOKを出すことを『自己受容』と言います。

 

「もっと私のことを大切に考えてくれていると思っていたのに、あんな酷い言葉を言うなんて…。信じていた気持ちが裏切られた感じがして、すごくガッカリしたし悲しいな〜」

 

「あのとき、本当はこう言いたかったな〜。でも恥ずかしくて言えなかったな〜」

 

「あのとき、本当はあんなことして欲しくなかったな〜。でも勇気がなくてNOって言えなかったな〜」

 

こうした、そのとき感じた思考を含めた素直な自分の気持ち(本音)に気づき、

その本音をしっかりと噛み締めながら受け入れる…。

 

 

そうやってありのままの自分の本音を受け入れること(自己受容)ができるようになると、

未来の自分への自己肯定もできるようになります。

 

 

この自己受容の習慣を阻害する習慣が、愛情というベールを被った「過保護」です。

 

 

たとえば、かけっこでビリになったことで子供がワンワン泣いているとき、

「そうだよね〜、あんなに練習したのに悔しいよね〜」

「そうだよね〜、ビリになって恥ずかしかったよね〜」

「そうだよね〜、もっと自分の足は早いと思っていたんだもんね〜」

と一緒になって、

子供が心の深い部分で感じている気持ち(本音)に寄り添い確かめ合いながら、

一緒になって気持ちを受け入れる方法を教えてあげるのが成熟した親です。

 

 

ですが過保護な親は、

「可哀想に…欲しがっていたおもちゃを買ってあげるから忘れなさい」

「あなたのせいじゃないの。先生が悪いの」

と、自分が感じているネガティブな感情にアクセスして受け入れていく…

つまり自己受容することから目をそらす(抑圧する)方法を教えてしまうのです。

 

 

こうした親に育てられると、

・自分の気持ち(本音)がわからない…

・自分の本音がわからないから、人の気持ちもわからない…

・本音がわからないし表現できないから、いつも他人にコントロールされてしまう…

・本当に自分がやりたいことがわからない…

こうしたことで大人になって悩み苦しむのです。

 

 

メンタルを弱くする子育て5:世界は自分中心に回っていると勘違いさせる

 

 

幼い頃に過保護に育てられ、

好き放題、やりたい放題、わがまま放題の環境の中で

自分の欲求をコントロールすることを学ばずに育つと、

あたかも世界は自分を中心に回っているといった幻想を抱きます。

 

 

ですが、現実社会は残念ながら自分の思い通りに行かないことの方が

多いくらいです。

 

 

自分を中心に世界が動いているという幻想を抱いたまま成長すると、

どこかで思い通りに行かない現実を体験したとき、

自分のことを省みることができずに、反射的に「他責」にします。
 

 

「他責」にすればするほど、自分の無力さを無意識に強化し自信を失うし、

「他責」にしてばかりいるせいで人が離れていくのですが、

自信がないのも、人が離れていっているのも「自分以外の誰かが悪い」と考えてしまい、

一向に自分自身のあり方に目を向けようとはしない

そのせいで、何かと問題を抱えては苦しんでいる…。

 

 

これは、子供が失敗しないように事前にレールを敷いてあげたり、

危険な目に遭わないように親がアンテナを張り巡らせることで、

「痛い経験を子供から奪ってしまう過保護な親」に育てられた人に

よくある悩みです。

 

 

親の保護から離れて社会の一員として生きていく過程においては、

ときに心が苦しい経験もするでしょう。

そうした辛い経験こそが、人の心の痛みをわかる豊かな人に成長させるのです。

 

 

でもなぜ子供にそうした痛い経験をさせることができないのかというと、

それは愛情というよりも、子供に自分の痛みを投影してしまうことが辛すぎるから…。

 

 

そうやって「愛情という名の親の現実逃避」の犠牲になり、

自分が世界の中心だと勘違いして育った人は、

思い通りにならない現実を体験したとき、

 

 

外の社会のことを恐れ対人恐怖になって引きこもったり、

これまでは守ってくれたのに大人になったら守ってくれない親のことを

強烈に恨むようになります。

 

 

ということで、

『メンタルを弱め自己肯定感を引き下げる絶対やめるべき子育て習慣』

10個の内の前半5つを紹介しました。

 

 

マンツーマンのセッションでメンタルトレーニングをしています。

もしもあなたがお悩みを抱えているなら、こちらからぜひご相談ください。

あなたの豊かな人生を応援しています。

 

 

 

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