ありたい自分の実現を応援するメンタルトレーニング

断れない自分、振り回されてばかりの自分から抜け出す方法 その2 『自分を制限する心のブレーキ(リミティング・ビリーフ)を手放す方法』

 

こんにちは、仙台のメンタルトレーナー&心理カウンセラーの吉田です。

 

こちらの記事では、『断れない自分でいることの肯定的な意図(自分の隠されたメリット)に気づく方法』

について書きました。

 

例えば「タバコは健康に悪いから禁煙したい」と、意識的に考えていたとします。

でも、その一方で、

「タバコを吸うと緊張がほぐれる」
「タバコを吸いながらだと人と話しがしやすい」
「タバコを吸うと頭の切り替えができる」

など、タバコを吸う事のメリット(肯定的意図)について無意識で考えていたとしたら、

意識の力だけで禁煙に成功することはかなり難しくなります。

 

ですから、

まずはじめに、普段は無意識に隠されている「手放したい行動の

肯定的な意図」を意識に上らせることがポイントになります。

 

さて、断れない自分の肯定的な意図が明確化されたら、

次のステップとしては、自分は人からの頼みを断れない人間だという

信念(ビリーフ)を手放すことに心から同意するというフェーズに移ります。

 

明確化された肯定的な意図を手放すことに、

どこかで心の引っかかりを持っていたとすると根本的な変化につながりません。

 

手放したい古い信念を持っている自分を受け入れ、

それを手放すことに心から同意し、

意識でも無意識でも手放す事を受け入れた時に、

望む状態への変化は「一瞬」で起きるのです。

 

あなたも子供の頃、

「◯◯してはいけません」
「 あなたには◯◯のセンスはないから無理」

このようなことを言われたことが1度はあるのではないでしょうか?

 

例えば、あなたが絵を書くのが大好きなのに

「そんな落書きをしてはいけません」と言われたり、

「うわ~、凄く絵が上手ね」と褒められたものの、

すぐに「そんなことしている暇があったら、早く勉強しなさい」と言われたり…。

 

このように、私たちは子供の頃から

「自分の可能性に蓋をすること」「やってはいけないと思い込むこと」を、

色々な場面で教え込まされてしまっているようです。

 

自分を制限してしまうビリーフとは、

案外、こうした小さなキッカケから生まれていたりするのです。

 

きっかけは小さなことだったかもしれませんが、

そうした思い込みを握りしめたまま思考し行動し続けているので、

ますます「自分にはできない」「自分はそんなことしてはいけない」など、

そのネガティブな信念を自分自身で強化しながら現実世界を創り出しているのです。

 

いずれにしても、元は単なる思い込みですから、それはいつでも簡単に手放すことができます。

では、具体的に入っていきましょう。

 

ネガティブなビリーフ(リミティングビリーフ)を手放すヒント

 

今回も「質問の力」を使います。

1)自分がそのビリーフを持っていたせいで、これまで失ってきたことはなんだろう?
2)自分がそのビリーフを持っていなかったしたら、どんなものが得られただろう?
3)もし、いま、そのビリーフを手放すことができるとしたら、これからの未来、どんなモノを得られるだろう?
4)いま、そのビリーフを手放すことに、何か未練はあるだろうか?
5)その未練を他の何でカバーできるだろうか?

こんな具合です。

 

具体的には、

これまで人からの頼みごとを断らないことで、失ってきたものはなんだろう?

こうした問いかけを自分自身に行うということ。

ちょっと、自分一人で行うには勇気がいるかもしれませんが、

とても大切なステップなんですよね。

 

そして、出てきた答えを言葉に出しながら感情を味わってみる。

紙に書き出しながら感情を味わってみる。

きっと「もう、いい加減さっさと手放したい!」と本気で思えるはずです。

 

では、今回はここまでです。

 

こちらの記事も参考にしてください。

 

断れない自分、振り回される自分から抜け出す方法 その1 『肯定的な意図(メリット)を明確にする方法』

 

断れない自分、振り回される自分から抜け出す方法 その3 『自分を制限する心のブレーキ(リミティング・ビリーフ)を手放す方法』

 

 

本気で自分を変えたい人がするパーソナルミッション

 

 

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